小林素子 Cooking Salon
~~料理は神様とのコラボレーション~~
自然の恵みに私の手を加え、人をも私をも幸せに。
そんなテーブルを調えたい!
世界で体験したバラエティーに富んだお料理を、
動画レッスンで発信。シリーズ「私の料理で巡る世界の旅」は一周を終えて帰国ました!
目次から動画へどうぞ。
続く動画シリーズは「お料理周辺の小さなヒントとスイーツ」目次から動画へどうぞ。
小林素子の料理教室と、本、生活を楽しむ会をご紹介します。
第21回 イタリアの家庭のラビオリ [動画レッスンシリーズ「私の料理で巡る世界の旅」]
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フィレンツェから20㎞ほど南に
サン・カッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ぺーサ
San Casciano in Val di Pesa と言う町があります。
つまり ペサの谷のサンカッシアーノ。
カッシアーノ様と言う聖人にちなんで名付けられた町です。
その郊外の・・・
山の尾根の、朝日と夕日を見渡す所に住む知り合いがいました。
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彼のおばあさまはとてもお料理のお上手な方で、訪ねる度に、色々教えて下さいました。
今回そのうちの一つラビオリを、久しぶりに作って撮影しました。
小麦粉を卵で捏ねて打ったパスタでハムとマッシュルームの具を包んだ、餃子の様なお料理です。
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中身は自由にアレンジ出来ますし、ソースも、今回はシンプルなハーブバターですが、お好きなもので。
打ったものは切る形によってスパゲッティの様に麺にすることも出来ますし、ラザニアやカネロニにもなります。いわゆる生パスタですね。
動画は延々と捏ねて延ばすシーンをあまりカットせずに残しましたので、是非ご一緒に打ちましょう。
やって見れば意外と面白くて簡単な作業ですよ。
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左から 私の母当時72歳、 おばあさま73歳、 私の伯母74歳 みんな故人です。
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このお歳でも親子三代の家族の為に週に3・4回はご自分で打つそうです。
残りの日は乾麺だっておっしゃってました。
つまり毎日パスタを食べるそうです。
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私、もう随分長く生きて参りましたので、計算しますと多分7万回以上、食事していることになります。
たまには優雅で豪華なものもありました。けれども、このおばあさまの家庭料理は
正に超絶スーパー最高に心に残る、素晴らしいお料理とおもてなしでした。
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ところでその動画はこちらです。
ご一緒に打ちましょう。
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動画に盛り込むの忘れましたが・・・
麺にする場合、茹でると多少厚みも幅も大きくなりますので、8㎜幅くらいの
フェットチーネを目指すなら6・7㎜幅に切って下さい。
茹で時間は、麺の太さと乾燥度合いによって違いますので、4分経過後は頻繁に
お味見して下さい。
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全動画の目次はこちらです。
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週に3~4回、500回こねるのを繰り返して70代まで、料理って本当に愛が籠ってますね。
手作りのパスタはきっと味が全然違うんでしょうね~
うちのドイツ人も、子どもの頃にイタリアのマンマが作ってくれたパスタが一番だったって言いますもの、
ラビオリ、出来上がりがとても美味しそうです。
by めぎ (2021-07-20 03:50)
めぎ様、イタリアのお料理はどこに行ってもその地方の郷土料理とその人のマンマの味が自慢みたいですね。本当に家庭料理が最高です。でも今はどうなんでしょうか。日本でも一部では「お袋の味」すなわちあのファミレスの味、コンビニの味、スーパーの味???にとって代られているみたいですね。
by もとこさん。 (2021-07-20 11:47)