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小林素子 Cooking Salon
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~~料理は神様とのコラボレーション~~

自然の恵みに私の手を加え、人をも私をも幸せに。
そんなテーブルを調えたい!

世界で体験したバラエティーに富んだお料理を、
動画レッスンで発信。シリーズ「私の料理で巡る世界の旅」は一周を終えて帰国ました!
目次から動画へどうぞ。

続く動画シリーズは「お料理周辺の小さなヒントとスイーツ」目次から動画へどうぞ。

「トラたんシェフのお料理日誌」もどうぞよろしく。
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小林素子の料理教室と、本、生活を楽しむ会をご紹介します。

ロシアのボルシチを! [世界のお惣菜]

先週はモスクワのことを書きながら色々思い出していましたら、ボルシチが食べたくなりました。
昔はストーブにお鍋をかけて良く作ったものですが、すっかり忘れていました。

折から、程よく寒い日が続いていますので久しぶりに作りましたが、とても懐かしい味です。 

材料:
   牛すね肉 400~600g、  
   キャベツ 1/2個、  人参 1本、  玉葱 1個、  ビーツ 1/2缶
   ローリエ 1枚、   サワークリーム又はプレーンヨーグルト 少々
   塩、胡椒、水
       缶詰のビーツを使いましたが、ロシアでは生のものを使うのでしょう。

  
缶詰や瓶詰で何社かから、丸ごとの物もスライスされた物も出ていますが、近くの店ではこれが唯一の取り扱い商品でした。

作り方:
    1、肉を煮る。
      大きな鍋に湯を沸騰させ、肉を入れる。再び沸騰したら湯を全部捨て、鍋は洗う。
      肉はザルに入れ、水で洗って汚れを取る。 
      改めて鍋に肉とたっぷりの水を入れ、強火にかける。
      沸騰したら、湯の表面がコトコト踊るくらいの火加減で3~5時間煮続ける。
      浮いて来たあくは丹念に取る。
      軽く塩、胡椒し、ローリエも入れておく。

 

         
このようにスープと取るには、良く味の出る硬い肉を使う事。肉を入れて沸騰させると↑ように
あくが出ます。これがスープの味と色と透明度を損なう元凶です。硬い肉は一度茹でこぼした
くらいでは湯に味は出ませんから、安心して流してしまいましょう。
この工程を踏んだ後はかなりきれいな湯になりますが↓、まだ20分くらいは残っていたあくが
出ます。これは丹念にすくって捨ててください。
        

    2、好みの大きさに切った野菜を入れ、火が通ったら塩、胡椒で味を調えて出来上がり。

      サワークリームかヨーグルトを添えて勧める。


      

 

  デモでも・・・ 時間が無い方、 火力を沢山使ってエコロジーに反するとお思いの方、
  ブイヨンキューブで簡単にいかがでしょう。
  


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コメント 3

もとこさん。

ここまま様、ようこそ。
ビーツで検索していらしてくださったのではないかしら。缶詰でがっかりなさったでしょう?この後に近くのデパ地下で生のを見るようになり、今では使えるようになりました。
by もとこさん。 (2009-08-20 00:29) 

札幌ろすけ

すごいブログです。サッポロでは、ロシア料理店が思いのほか沢山あるんです。これからは、ホテルでもロシア料理(ボルシチ)フェアーも毎年やっています。家庭で作る人もいる様ですが、ロシアに対して快く思わない人もいるから難しいところです。ビート、ビーツは、北海道では、結構栽培されていますし、たま〜に八百屋でもボルシチ用にうっています。食べたことないですが、、。好きな人は、わざわざロシアボルシチ用の特殊なビーツをわざわざ作り食べている人もいるんですよ。好きな人は、凄いなぁと思います。
余談ですが、今年は北見の砂糖大根(ビート)が不作、といいますかほとんど全滅とのこと、、。自然相手の仕事は、大変です。
by 札幌ろすけ (2009-10-02 08:56) 

もとこさん。

札幌そすけ様、コメント有難うございます。
札幌ってロシア料理が…そうなんですか!このごろは季節によりますが、こちらでもたまに生のビーツを見かけるようになりました。
美味しいロシア料理を知ることによって、快く思っていなかった人もロシア人や文化に関心を持つようになって行くかも知れませんね。
こんなに気象がおかしいと自然相手のお仕事は本当に辛いですね。
by もとこさん。 (2009-10-02 11:38) 

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